変遷

昭和24年(1949年)8月2日
社団法人亜東親善協会は民主主義と自由経済を信条とするアジア人同士の交流を深める目的で、東京に設立された『華南倶楽部』が発祥です。
第二次世界大戦後の激動の時代でしたが、会員はひたすらアジアの平和と繁栄を希求し友愛と信義を基調とした国際関係の樹立に努力を続けて参りました。その結果、この趣旨に賛同する多くの同志が次第に増加し、活発な活動とともに組織拡大の一途を辿りました。
会の名称を、「亜東工商協会」、その後「亜東工商協会」と改称致しました。
昭和45年(1970年)6月10日
千葉三郎先生は、協会を強化発展させる必要を痛感し、「亜東親善協会」と改称しました。
昭和46年(1971年)4月5日
千葉三郎先生は、岸信介先生、福田赳夫先生、灘尾弘吉先生らと諮し、自ら発起人となり『社団法人亜東親善協会』として外務省に認可申請し、同年5月29日社団法人として認可されました。
昭和54年(1979年)
発足以来幾多の変遷を経て会長を務められた千葉先生は、引退され後任会長として、参議院議員の原文兵衛先生が第二代会長に就任され、内外の信望を集めました。
平成8年(1996年)1月
永年衆議院で活躍された藤尾正行先生が第三代会長を引継がれ会の運営に当られました。
平成13年(2001年)1月
現在、世界は混迷の最中にあり、日本を始めアジア諸国は深刻な経済危機に直面し、展望を求めて苦悩しておりますが、係る情勢の中で本協会の事業が発展することは、アジアの繁栄と平和に貢献するものと信じ、まさに二十一世紀の幕開けを期して、玉澤徳一郎先生を第4代会長に迎え、さらに陣営を強化し、英知を結集して努力を続けている次第です。
平成24年 (2012年) 12月
日本を含むアジア諸国は、世界の経済に大きな影響を与える程に成長いたしました。かかる情勢の中、5月に元内閣総理大臣安倍晋三先生を会長にお迎え致しました。同年12月に自由民主党総裁安倍晋三衆議院議員が内閣総理大臣に再任され、代表理事及び会長の職務を辞されました。また、12月6日には「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」の施行に伴い、一般社団法人の許可申請が受理されました。
平成25年 (2013年) 4月1日
後任に会長代行・大江康弘衆議院議員の代表理事が承認され、一般社団法人移行に伴い、2013年 第一回通常総会に於いて代表理事・会長に就任されました。現在、領土問題等の紛争、北朝鮮の核問題、発展に伴う水・エネルギー環境問題なども山積しております。
アジアの繁栄と平和に貢献するために、本協会員一同、役員陣容を強化し、新会長のもと、叡智を結集し努力を続けております。
平成30年(2018年)
本年5月に大江康弘会長が退任し、衆議院議員であり、元衆議院議員副議長の衛藤征士郎先生が会長に就任致しました。新会長就任後、さらなる日本と台湾の友好交流を発展させ関係の強化を図り、アジアの繁栄と平和に貢献する為2018年9月に名称を「日本台湾親善協会」に変更しました。会員一同、会長のもと、叡智を結集し努力を続けています。
令和3年(2021年)
※現在、一般社団法人日本台湾親善協会では、コロナ感染の対応により人的交流のある日台交流事業を自粛しながらも、可能な限りの友好関係の構築に勤めています。