一般社団法人日本台湾親善協会の概要

名 称

一般社団法人日本台湾親善協会
(英文名Japan-Taiwan Friendship Association)

事務所

東京都千代田区平河町二─七─四 砂防会館別館二階
(必要に応じ支部を設ける)

目 的

会員相互の親睦並びに民主主義と自由を信条とする日本と台湾との相互理解と交流を促進して日本と台湾との関係強化と発展に寄与する。

事 業

① 日本と台湾との政治、経済、文化に関する調査研究及び講演会、研究会の開催並びに研究資料の出版
② 日本と台湾との文化、芸術の相互の紹介
③ 日本と台湾との経済協力の推進に必要な情報の収集及び斡旋
④ 我が国に在住する台湾関係者及び在日留学生に対する交流事業
⑤ その他本会の目的を達成するために必要な事業

社団法人日本台湾親善協会は、民主主義と自由経済を信条とするアジア人同志の交流を深める目的で一九四九年東京に設立された『華南倶楽部』が発祥です。第二次世界大戦後の激動の時代でしたが、会員はひたすらアジアの平和と繁栄を希求し、友愛と信義を基調とした国際関係の樹立に努力を続けて参りました。その結果、この趣旨に賛同する有識者が次第に増加し、活発な活動とともに組織拡大の一途を辿りましたが、一九七二年の日中共同声明は、アジアの政治情勢のみならず、在日アジア人の日常にも大きな変化をもたらしました。


その前年即ち一九七一年、千葉三郎先生(衆議院議員)は、倶楽部を強化発展させる必要を痛感し、岸信介先生、福田赳夫先生、瀬尾弘吉先生らと諮り、留日華僑有志の方々が協力され、自ら発起人となり同年五月二九日外務省認可『社団法人亜東親善協会』を設立致しました。


千葉先生の引退後、原文兵衛先生が参議院議長の要職のまま会長に就任され、その後、永年衆議院で活躍された藤尾正行先生が会長を引き継がれ、二一世紀の幕開けとともに玉澤徳一郎先生が会長を務められました。


二〇一二年一二月六日「一般社団法人及び一般財団法人の認定等に関する法律」の施行に伴い一般社団法人としての認可申請が受理され、二〇一三年四月一日より一般社団法人として再スタートいたしました。


日本を含むアジア諸国は、世界の経済に大きな影響を与える程に成長しました。かかる情勢の中、二〇一二年五月、元内閣総理大臣安倍晋三先生を会長にお迎え致しました。同年一二月安倍政権が発足、会長の内閣総理大臣復帰に伴い退任され、会長代行の大江康弘参議院議員が就任、二〇一八年五月からは元衆議院副議長の衛藤征士郎先生が会長に就任されました。


日本と台湾との友好交流を発展させ関係の強化を図り、アジアの繁栄と平和に貢献するため会員一同、新会長のもと、叡智を結集し努力を続けています。